フリーランスエンジニアは会社員よりも自由な働き方ができるので、憧れている人も多いです。
しかし「フリーランスエンジニアと会社員では何が違うのか」「フリーランスエンジニアの案件取得の方法がわからない」など疑問をもつ人も多いのでは？
この記事では、フリーランスエンジニアと会社員の違いなどを紹介します。
フリーランスエンジニアの案件の獲得方法についても解説しておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の内容
フリーランスエンジニアで自由度の高い働き方をする
フリーランスエンジニアは、会社員よりも自由度の高い働き方ができます。
例えばやりたい案件のみを受注したり、稼働時間を自分で設定したりすることも可能です。
自分のスキルに応じた単価の案件を受注できるので、会社員からフリーランスエンジニアに転身した人の中には収入が増えた人も数多くいます。
しかし、フリーランスエンジニアは会社員とは違い福利厚生などのサポートが少ない場合もあります。
フリーランスエンジニアへの転身を検討している会社員の人は、収入や稼働時間などを比較して自分に合った働き方を選びましょう。
フリーランスエンジニアと会社員の違いを比較
フリーランスエンジニアと会社員の働き方の違いを比較しました。
以下の表を参考に自分に合った働き方を考えてみましょう。
| フリーランスエンジニア | 項目 | 会社員 |
| 働いた分だけ収入になる | 収入 | 一定の収入が見込める |
| ほとんどなし | 福利厚生 | 社会保険・厚生年金など |
| 自由に設定(週2～) | 稼働時間 | 仕事により6時間～8時間 |
| 自由に設定 | 休み | 公休・有給など |
| 好きな案件を受注 | 仕事の内容 | 決められた仕事を行う |
| 自由に設定(リモートなど) | 働く場所 | 決められた職場（オフィスなど） |
フリーランスエンジニアは稼働時間・休み・案件受注などを自由に設定できるため、自分の働きやすさを重視できます。
一方会社員は稼働時間が決まっているものの、収入・休みが安定しており福利厚生なども充実しています。
働く上でどこを重要視するのか考えてみると比較しやすいです。
フリーランスエンジニアの3つのデメリットとは
フリーランスエンジニアについて3つのデメリットを紹介します。
フリーランスエンジニアは安定して働ける会社員と違い、収入や福利厚生などのデメリットがあります。
以下の3つのデメリットを詳しく解説します。
- デメリット①：収入に波がある
- デメリット②：休みが決まっていない
- デメリット③：福利厚生などのサポートが少ない
デメリット①：収入に波がある
フリーランスエンジニアは会社員とは違い、収入に波があります。
会社員のように毎月一定の給料を受け取れるとは限らないので、安定した収入を得るまでは経済的な不安もあります。
しかしフリーランスエンジニアはスキルに応じて高単価な案件を受注できるので、会社員よりも多くの収入を得る人もいます。
デメリット②：休みが決まっていない
フリーランスエンジニアは、休みなどが決まっていません。
自分の案件の進捗具合に合わせて休みや稼働時間などを調整します。
プライベートと仕事を両立しやすいメリットもありますが、オーバーワークするエンジニアも多いです。
フリーランスエンジニアを検討している人は適度に休息を取りながら、自分のペースで案件を受注していきましょう。
デメリット③：福利厚生などのサポートが少ない
フリーランスエンジニアは福利厚生などサポートがありません。
健康保険や確定申告なども自分で行う必要があるので手間がかかります。
最近はエージェントなどを利用すると、確定申告などのサポートが受けられるサービスもあります。
そのようなサービスを利用することで会社員なみの保障を受けられますよ。
フリーランスエンジニアが案件を獲得する3つの方法
フリーランスエンジニアの案件の獲得方法について紹介します。
フリーランスエンジニアが安定して仕事をするためには、以下の3つの方法がおすすめです。
ぜひ、参考にしましょう。
- 方法①：エージェントを利用する
- 方法②：ソーシングサイトを利用する
- 方法③：友人・SNSからの紹介
方法①：エージェントを利用する
エージェントを利用すると、自分で営業活動しなくても案件を受注できます。
エージェントとは、自分専属の担当者が案件紹介や条件交渉などをしてくれるサービスのことです。
福利厚生などのサポートも充実しているので、フリーランスエンジニアとして安心して稼働できます。
エージェントに関しては、後ほどおすすめの会社を紹介します。
方法②：ソーシングサイトを利用する
ソーシングサイトを利用すると、スキルのレベルが高くなくても案件を受注できます。
ソーシングサイトとは、自分でやりたい案件に応募して受注するプラットフォームのことです。
実績が少ないエンジニアでも案件を受注しやすく、ソーシングサイトを利用してスキルや実績を高めることができます。
ソーシングサイトには、クラウドワークスやランサーズなどがあります。
方法③：友人・SNSからの紹介
友人やSNSから案件を受注する方法もおすすめです。
案件の相談から受注までが早く、友人・知人なら案件の途中で放棄されることも少ないです。
しかし、友達価格で報酬が少ないことや無理な依頼をお願いされることもあります。
友人・SNSの紹介で案件を受注する際が、自分の許容範囲を明確にしておきましょう。
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント3選
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェントを3社紹介します。
この項目で紹介するエージェントは、案件保有数やサポート等が豊富で安心して稼働できる会社です。
以下の3社について詳しく解説します。
- おすすめエージェント①：ITプロパートナーズ
- おすすめエージェント②：PE-BANK
- おすすめエージェント③：Midworks
おすすめエージェント①：ITプロパートナーズ
ＩＴプロパートナーズは、週2から稼働できるエージェントです。
時間に融通の利く案件やリモート案件などが豊富で、自分らしい働き方ができます。
ＩＴプロパートナーズはクライアント先と直接契約しているエンド直なので、100万円以上の高単価案件も受注可能。
スタートアップ企業やベンチャー企業の案件もあり、実績やスキルを磨くこともできます。
ITプロパートナーズの評判口コミは？特徴やメリットから悪評が本当か・未経験は使えるのかまで徹底調査！おすすめエージェント②：PE-BANK
PE-BANKは、地方の案件を豊富に取り扱いエージェントです。
札幌や岡山など全国9都市に拠点があるので、地方在住のエンジニアでも案件の紹介ができます。
PE-BANKは30年のフリーランス支援実績があり、豊富な案件を保有しています。
契約内容や紹介料(マージン)なども公開しているため、安心感のあるエージェントです。
おすすめエージェント③：Midworks
Midworksは、保障関係が充実しているエージェントです。
案件を受注できなかった際の給料保障や月3万円を上限に交通費の支給など、会社員のような保障を受けることができます。
案件も常時3,000件以上を保有しており、専属の担当者が案件を紹介してくれます。
Midworksはフルリモートや週3勤務など、希望の働き方ができるエージェントです。
フリーランスエンジニアになる際の注意点
フリーランスエンジニアになる際の注意点を3つ紹介します。
自由度の高いフリーランスエンジニアですが、案件を受注し続けるにはスキルの勉強なども必要です。
以下の注意点について詳しく紹介します。
- 注意点①：案件獲得まで時間がかかる
- 注意点②：スキルの勉強が必要
- 注意点③：健康管理が必要
注意点①：案件獲得まで時間がかかる
フリーランスエンジニアになる際には、案件獲得までに時間がかかることを覚えておきましょう。
とくにソーシングサイトなどは一つの案件に10～50件の応募が殺到することもあり、なかなか受注できないケースもあります。
スキルや実績などをポートフォリオにまとめ、選ばれるように工夫しましょう。
エージェントには、最短で案件を受注できるサービスなどもあります。
注意点②：スキルの勉強が必要
フリーランスエンジニアになる際には、スキルの勉強が不可欠です。
スキルのレベルが上がると高単価の案件や継続できる案件などが受注できるため、安定した収入を得ることができます。
今のスキルを勉強したり、新しいスキルを組み合わせたりすることで、仕事の幅が広がりますよ。
注意点③：健康管理が必要
フリーランスエンジニアになる際には、健康管理が必要です。
フリーランスは案件を受注しないと収入が得られないので、経済的な不安が多くなります。
またフリーランスは決まった稼働時間がないので、オーバーワークなどで体調を崩す人も多いです。
健康管理には十分気を付けて、適度にリフレッシュしながら活動を続けましょう。
フリーランスエンジニアと会社員を比較して自分にあった働き方をしよう
この記事では、フリーランスエンジニアと会社員の違いやフリーランスエンジニアになる方法などを紹介しました。
案件などを自由に設定できるフリーランスエンジニアと稼働時間などに安定感のある会社員では、報酬や働き方が異なります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので比較して検討しましょう。
フリーランスエンジニアになり案件を受注するなら、エージェントやソーシングサイトなどを利用するのがおすすめです。
とくにエージェントには案件紹介の他に保障関係のサポートも充実しており、会社員と同等のサポートを受けられます。
フリーランスエンジニアになる際にはスキルや実績を伸ばすことで、安定した稼働を続けられます。
健康管理には特に注意し、自分らしい働き方をしましょう。
