「フリーランスエンジニアになるにはどうしたらいいの?」
「フリーランスエンジニアはきついって本当?」
このようなお悩みはありませんか?
フリーランスのエンジニアとして活動ができれば、会社に行く必要がありませんし、自由な環境で仕事ができそうですよね。
そこで今回はフリーランスのエンジニアになる方法やメリット、注意点をご紹介します。
この記事を読めば、フリーランスエンジニアの働き方がイメージできるようになりますよ。
フリーランスエンジニアを目指している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の内容
フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由
ここでは、フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由について解説します。
やめとけと言われるのには、以下のような理由があります。
- 高いスキルが必要だから
- 年齢制限を設けている案件があるから
- 自分でスキルを習得する必要があるから
それぞれ詳しく解説していきます。
高いスキルが必要だから
フリーランスエンジニアには高いスキルが求められます。
なぜなら、基礎的なプログラミングができるエンジニアは飽和状態だからです。
最近では副業ブームの波に乗り、プログラミングを学習する人が増えています。
プログラミングの実務経験がない人や、独学で勉強した程度の人がフリーランスエンジニアになっても、安い案件しか受注できないでしょう。
そのような人は、まずは企業で実務経験を積むことをおすすめします。
スキルの高いエンジニアであれば、単価の高い案件を選ぶこともできるので、フリーになるメリットが大きいと言えます。
年齢制限を設けている案件があるから
フリーランス向けの案件の中には、年齢制限を設けているものが少なくありません。
高齢になればなるほど、病気のリスクが高まり、新しい技術の習得も遅くなります。
企業側は若い人材を好む傾向にあり、高齢になるほど収入が伸びにくくなってしまいまうのです。
そのため、20代と50代では受注できる案件数が大幅に減ってしまうのです。
自分でスキルを習得する必要があるから
フリーランスエンジニアは、常に新しい技術を勉強していなければなりません。
プログラミング技術は日々進歩しており、より高度な技術を身につけるには勉強が欠かせないのです。
フリーランスエンジニアは周りにスキルを教えてくれる人がいません。
そのため、企業エンジニアに比べてスキルを伸ばすことが難しく、フリーランスエンジニアとして生き残っていくのは簡単ではありません。
フリーランスエンジニアの年収相場
フリーランスエンジニアの職種ごとの年収相場を比較してみましょう。
プログラマー | 500〜600万 |
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システムエンジニア | 700〜1000万 |
フロントエンジニア | 500〜600万 |
アプリケーションエンジニア | 450~600万 |
データサイエンティスト | 700〜800万 |
フリーランスエンジニアの職種一覧
一口にフリーランスエンジニアといっても、さまざまな職種に分かれています。
- プログラマー
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- フロントエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- データサイエンティスト
次に、それぞれの職種の仕事内容について解説します。
プログラマー
プログラマーは、コーディングとプログラミング言語の専門家です。
JavaScript、PHP、HTML、CSSなどの言語を使って、ソフトウェアアプリケーション、Webサイト、その他のデジタル製品の制作を担当します。
システムエンジニア
システムエンジニアは、顧客のコンピュータシステムの設計、保守、開発を担当します。
プログラミングの知識だけでなく、顧客が求めていることを汲み取るコミュニケーションスキルも重要といえるでしょう。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、インターネットやシステムを使用するために必要な土台となる部分を設計します。
システムやネットワーク、セキュリティに関する豊富な知識が必要です。
フロントエンジニア
フロントエンジニアは、Webデザイナーが指定したWebデザインをもとに、HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を使って、Web開発のユーザーサイドの作業を行います。
また、SEO対策への理解も不可欠な仕事です。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションには、ビジネスアプリケーション、携帯電話アプリケーション、Webアプリケーション、組み込みアプリケーションなど様々な種類があります。
アプリケーションエンジニアは、それぞれの製造手順やコーディングを担当します。
アプリケーションエンジニアは、データ技術に対する需要の高まりから、今後も活躍の場が広がっていくでしょう。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、ITを駆使して膨大な量の情報を徹底的に調査し、ビジネス上の問題を解決します。
データサイエンティストの活躍の場は広く、IT、医療、ファンドなど幅広い業界で求められています。
フリーランスエンジニアのなり方
ここでは、フリーランスエンジニアになる方法について解説します。
フリーランスになるまでの流れを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
実務経験を1年以上積む
フリーランスエンジニアとして成功するためには、最低でも1年間の実務経験があることが望ましいです。
現場経験のあるエンジニアは採用担当者に高く評価されるため、現場での経験があることは大きな武器になります。
実際、ほとんどのフリーランスエンジニアは、少なくとも1年の経験を積んでいます。
フリーランスエンジニアを目指すなら、まずは経験を積むことに重点を置いたほうがいいでしょう。
フリーランスになる手続きをする
実務経験を積んだら、フリーランスになるための手続きを行います。
必要な手続きは以下の通りです。
- 開業届を提出する
- 国民健康保険と国民年金に加入する
開業届は税務署でもらうか、国税庁のホームページからダウンロードできます。
会社員は厚生年金と健康保険に加入していますが、フリーランスは福利厚生を自分で組み立てる必要があります。
手続きを怠ると、面倒なことになる可能性があるので気をつけましょう。
フリーランス向けエージェントに登録する
次に、フリーランスエージェントに登録しましょう。
フリーランスエージェントは、フリーランスエンジニアの営業を代行したり案件を紹介したりなど、フリーランスのサポートを行ってくれます。
また、エージェントによっては福利厚生もできるので、積極的に活用していきましょう。
フリーランスエンジニアにおすすめエージェント3選
フリーランスエンジニアとしてキャリアをスタートさせる上で、自分に合ったエージェントを見つけることは重要なポイントです。
ここでは、おすすめのエージェントを3つご紹介します。
ITプロパートナーズ
案件数 | ◯ 5,000件 以上 |
---|---|
在宅案件 | ◎ |
副業案件 | ◯ |
対応エリア | 首都圏/関西圏/リモート案件は全国対応 |
SE案件数 | 3,000件以上 |
おすすめエージェントの1つが、ITプロパートナーズです。
ITプロパートナーズは、自営業を目指すIT起業家やフリーランスエンジニアを専門にサポートしています。
週2〜3日から働けるので、空いた時間にリモートで仕事をすることも可能です。
また、エンド直受け案件が多いため、案件によっては高額な報酬をも期待できます。
独立前の実績作りや、副業として働きたいという方におすすめです。
PE-BANK
職種 | エンジニア |
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案件数 | ◎ 50,000件以上 |
在宅案件 | ◎ |
副業案件 | △ |
対応エリア | 全国主要12都市(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・福岡・北九州) |
PE-BANKは、フリーランスエンジニアを主な対象としたエージェントで、平均年収800万円以上と高水準を実現しています。
フリーランスエンジニアを目指す方への情報提供も充実しているため、在職中にフリーランスとして独立することも可能です。
また、全国にある12社の子会社で、無料相談やオンライン相談を利用することができます。
Midworks
案件数 | ◯ 常時3,000件 以上 |
---|---|
在宅案件 | ◎ |
副業案件 | ◯ |
対応エリア | 首都圏/関西圏/リモート案件は全国対応 |
SE案件数 | 1,000件以上 |
Midworksは、エンジニアが選ぶIT系フリーランス専門エージェントランキングにおいて、総合、求人、価格満足度で3年連続トップとなりました。
2022年5月時点の求人データベースには、5,900件という圧倒的な数の案件が登録されています。
Midworks最大の特徴は、充実したサービス内容です。
- フリーランス向けの保険加入
- 健康診断を受けられるフリーランス協会への加入
- 会計ソフトの無料利用など(ただし有料プランへの加入などの条件あり)
他のエージェントよりもサービスが充実しているので、フリーランスとして独立するのが不安な方におすすめです。
フリーランスエンジニアにおすすめスクール3選
フリーランスエンジニアとして活躍するなら、スクールに通うのも一つの手です。
ここでは、フリーランスエンジニアにおすすめのスクールを3つご紹介します。
SAMURAI ENGINEER フリーランスコース
受講料金(税込)・最短受講期間 | 165,000円~/4週間(1ヶ月) |
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コース内容 | 現役エンジニア講師とのマンツーマンレッスン
自分のオリジナルWEBサービスも開発可能で幅広い言語に対応可能 |
SAMURAI ENGINEERのフリーランスコースでは、24週間で必要な能力を身につけ、20万円程度の案件獲得を目指します。
受講者の目的に合ったオーダーメイドのカリキュラムをつくれるので、短い受講期間でも実力を身につけることができます。
ITの世界を熟知したコンサルタントが、フリーランスエンジニアとして案件獲得ができるようになるまで、きめ細かく指導します。
未経験者でも、仕事を獲得するために必要なノウハウを、一から身につけることができますよ。
ZeroPlus(ゼロプラス)
受講料金(税込)・最短受講期間 | 547,800 円〜/4ヶ月 |
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コース内容 | 受講生の70%以上が受講中に案件を獲得
フリーランス経験のある講師のサポート付き |
ゼロプラスは、毎年500名のエンジニアを輩出するフリーランス特化型のコーディングアカデミーです。
現役フリーランスエンジニアの指導のもとで、フリーランスに必要なスキルを身につけることができます。
受講生の70%以上が受講中に案件を獲得し、1ヶ月でLP作成やレスポンシブ対応の案件をマスターしています。
また月に1回、卒業生や講師、ゲストとの懇談会を開催しているので、フリーランスの人脈をつくることもできますよ。
TECH CAMP
受講料金(税込)・最短受講期間 | 261,360円/受講期間3ヶ月の場合 |
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コース内容 | 他と比較して月額料金制が特徴
RubyによるプログラミングやAI、WEBデザインを学び放題 |
転職希望者のためのプログラミングスクール「TECH CAMP」では、フリーランスエンジニアを目指す方へのサポートも行っています。
TECH CAMPでは、まずはエンジニアへの転職を成功させ、企業で経験を積んだ後、フリーランスエンジニアとして自立することを目指しています。
TECH CAMPは、経済産業省の「第4次産業革命対応スキル習得講座」の認定を受けたスクールです。
そのため、一定の条件を満たした場合、受講料の最大70%(上限56万円)が給付金として支給されます。
フリーランスエンジニアのメリット・向いている人
フリーランスエンジニアには、多くのメリットがあります。
フリーランスエンジニアは、好きな時間や場所で働けるだけでなく、自分で仕事を選ぶこともできるんです。
ここでは、フリーランスエンジニアのメリットと、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴を解説します。
好きな場所や時間に働ける
フリーランスエンジニアの最大のメリットは、時間や場所の融通が利くことです。
フリーランスの場合、好きな時に好きな場所で働くことができ、自分でスケジュールを組むことができます。
いつでもどこでも好きなように働くことができるので、旅をしながら仕事をする人もいます。
人間関係に悩まなくなる
フリーランスエンジニアは、同僚や上司との人間関係に悩むことがなくなります。
仕事量を自分でコントロールできるので、上司から仕事を押し付けられる心配もありません。
フリーランスは、他人と仕事をするのが苦手な人にぴったりな働き方と言えるでしょう。
仕事を選ぶことができる
フリーランスエンジニアになると、自分で仕事を選べるようになります。
自分が得意な分野や、高単価な案件を狙って受注することも可能です。
そのため、自分に合わない仕事を無理に引き受ける必要はありません。
フリーランスエンジニアに向いている人
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 高いスキルと豊富な知識をもっている
- 常に向上心をもって取り組める
- 自己管理能力がある
全ての人がフリーランスエンジニアに向いているわけではありません。
フリーランスとして成功するためには、スキルはもちろん、営業力や自己管理能力も必要です。
フリーランスエンジニアを目指す前に、自分に適正があるかどうか、よく見極めましょう。
フリーランスエンジニアのデメリット・向いていない人
フリーランスエンジニアの働き方は、メリットばかりではありません。
デメリットを知り、自分がその仕事に向いているかどうかを見極めることが重要です。
ここでは、フリーランスエンジニアのデメリットと、フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴について解説します。
給料が不安定
フリーランスエンジニアの給与は不安定であることが多いです。
プロジェクトベースの仕事であるため、仕事がある時期とない時期があり、給与が不安定になってしまいます。
フリーランスとして安定して収入を得るには、常に新規の顧客を見つけていくことが重要です。
自分で営業する必要がある
フリーランスエンジニアは、自分で仕事を獲得しなければなりません。
企業エンジニアの場合、会社が仕事を取ってきてくれますが、フリーランスはそうはいきません。
エージェントを活用して、営業代行を頼むのも一つの方法です。
社会的信用を得づらい
フリーランスは収入が不安定であることから、社会的な信用度が低いです。
そのため、賃貸物件の審査に通らなかったり、クレジットカードの審査に落ちたりすることがあります。
少しでも信用を得やすくするために、借金をつくらないことや、フリーランスになる前に家を借りておくなどの対策をしましょう。
フリーランスエンジニアが向いていない人
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴は、以下の通りです。
- スキルがない
- 不安定な環境に耐えられない
- 新しいプロジェクトを見つける意欲がない
誰もがフリーランスエンジニアに向いているわけではありません。
技術的な知識やスキルが不足している人は、フリーランスエンジニアに向いていないかもしれません。
また、不安定な環境に耐えられない人も苦労する可能性があります。
フリーランスエンジニアになって自由な働き方を目指そう
フリーランスエンジニアは、自由な働き方を目指す人にとって、最高の仕事です。
フリーランスエンジニアのメリットとデメリットについて知り「自分に向いているな」と思った方は、ぜひチャレンジしてみてください。