「自由に休みを取れるフリーランスとして働きたい…」「会社の収入が低くてやりがいを感じない…」と、悩んでいませんか。
ネットワークエンジニアは将来性のある職業ですが、勤める企業や環境によっては低い収入で停滞している人もいるでしょう。
フリーランスとして自身の技術を提供できれば、収入を大きく増やして理想の人生を歩み出すきっかけが作れるかもしれません。
本記事では、フリーランスネットワークエンジニアの仕事内容や想定収入、効率的な案件獲得方法について解説していきます。
フリーランスにチャレンジする勇気が出ない人も、解説する内容を参考にして自分に合った働き方を考えてみましょう。
この記事の内容
フリーランスネットワークエンジニアの仕事内容と案件単価
フリーランスネットワークエンジニアの仕事内容は大きく4つに分かれ、業務内容によって案件単価も大きく変わります。
それぞれの仕事内容を見て、チャレンジしたい領域を見つけてください。
仕事内容①ネットワーク設計
ネットワークエンジニアが行う最も基本的な業務が、顧客の予算やニーズに合わせたネットワークの設計です。
今後の拡張性を考慮したうえでのネットワーク設計を行い、ドキュメントに落とし込んで顧客に提出するまでが業務となります。
万が一ネットワーク設計に欠陥があれば顧客が大きな損害を被ってしまうため、ネットワークの実装において最も重要な作業です。
その分案件の単価は高い傾向にあり、後に説明する環境構築とセットで業務を行うケースも多く見られます。
ネットワーク設計のフリーランス案件例
引用元：レバテックフリーランス
本案件はネットワーク設計の要件定義と設計をメインにこなす案件ですが、一部開発作業も含まれます。
実際に設計業務だけで発注されている案件は少なく、多くの案件で環境構築も業務範囲に含まれます。
そのため、設計から構築、実装までは一連の流れとして実務経験を積んでおきたいですね。
仕事内容②環境構築
環境構築段階では、設計によって決定したネットワーク使用をもとに適切な機器を選定して設置、実際の環境で作動するかといったテスト作業までを行います。
1つでもミスがあると後の作業が無駄になるかもしれません。
設計ドキュメントに従った構築ができているかを逐一確認しながら、業務を進めましょう。
また、実際の機器設置作業が必要なため、環境構築ではクライアント企業まで訪問しての作業が必要になります。
環境構築の案件例
引用元：レバテックフリーランス
上記の案件ではネットワーク製品に関する環境の新規構築で、構築作業から稼働診断レポートの作成までを求められます。
保守までが業務範囲に入っているため、インシデントが発生した際の対応スキルも求められます。
その分報酬は高くなっているため、業務負荷と報酬を天秤にかけて無理のない案件選びが必要ですね。
仕事内容③保守作業
保守作業では、すでに稼働中のネットワーク環境の稼働状況監視や、インシデント発生時の復旧作業を行います。
また、利用しているソフトウェアのアップデートや機器の入れ替え、修理依頼など幅広い稼働維持作業を任されるケースが多いでしょう。
クライアント企業の職員が働いている時間帯にはネットワークを止められないため、対応作業は夜間に行われる場合も多いですよ。
保守作業の案件例
引用元：レバテックフリーランス
本案件は自治体向けの運用保守業務を行い、随時設定されている報告作業等を担当します。
ネットワーク環境構築など大変な作業を行うわけではないため比較的労力は少ないですが、インシデント発生時には迅速な対応が求められます。
そのため、ネットワーク環境の設計や構築経験がある人の方が、有利な条件で案件を獲得しやすいでしょう。
仕事内容④システム運用
ネットワーク運用は、保守と似ている作業内容です。
保守が主にインシデント発生時での対応なのに対し、運用はクライアントが満足に環境を使える環境を維持するのが役目です。
例えば、通信速度が遅いという声があれば改善に向けた提案を行います。また、障害をすぐに検知できる仕組みを導入するなど、事故発生を未然に防ぐのも業務内容です。
システム運用の案件例
引用元：レバテックフリーランス
本案件では運用業務に比べて保守業務も同時に任される案件で、2つの案件を同時にこなす分報酬も維持されているのが特徴です。
ただし、構築や設計に比べて瞬間的な作業量が少ない分、案件ごとの報酬は低くなってしまう傾向があるという点は覚えておきましょう。
また、実際に保守と運用の業務を線引きするのは難しいです。多くの案件ではどちらの業務もセットで、作業を依頼されるケースも多く見られます。
フリーランスネットワークエンジニアの想定年収
フリーランスネットワークエンジニアの想定年収を、解説していきます。
同時に正社員ネットワークエンジニアの年収と比較してみて、収入の高さと安定性どちらを取るか検討してみましょう。
フリーランスネットワークエンジニアの年収相場
引用元：フリーランススタート
50万件以上の案件を掲載する情報サイト「フリーランススタート」によると、ネットワークエンジニアのフリーランス案件平均単価は約65万円です。
年収に換算すると780万円が平均値となり、高収入の部類に入るのがわかりますね。
グラフを見てわかる通り、月額報酬80万円を超えるような案件も多く見られます。
スキル次第でより大きな収入を狙えるでしょう。
会社員とは違い報酬の大部分が技術者の手元に流れてくるため、自由に使えるお金が増えるのは非常に魅力的です。
正社員ネットワークエンジニアの年収との比較
引用元：マイナビエージェント
会社員としてネットワークエンジニアをしている人の平均年収は455万円という調査結果が出ており、フリーランスと比べると300万円以上の差が開いているのがわかります。
30代になると平均値よりも100万円ほど年収が増えますが、それでもフリーランスの方が200万円も年収が高いと考えると差は歴然ですね。
ただし、会社員は働き続ければ定年まで安定した給与をもらえますが、フリーランスは病気や怪我の際は仕事がストップしてしまいます。
収入の安定性に関しては会社員の方が優れているため、収入と安定のどちらを重要視するかによって働き方を決める必要があります。
フリーランスネットワークエンジニアが独立するのにおすすめな理由
フリーランスエンジニアは、以下のような理由から独立して成功しやすい職種といわれているので、それぞれ解説していきます。
フリーランスとしてネットワークエンジニアに将来性を感じたら、積極的にチャレンジしてみてください。
インターネットやクラウドサービスが発展し続けているから
近年ではクラウドサービスの普及が進んでおり、今まではサーバーで動かしていた業務システムをクラウド環境で運用できるようになってきました。
そのため、セキュリティなどを理由にオフラインで運用していた企業もネットワークの導入範囲を拡大しています。
しかしネットワークエンジニアの需要は増加し続けているにも関わらず、IT人材の不足は改善されません。
そのため、自身のスキルをアピールできれば案件に困らず仕事できるでしょう。
リモートワークでネットワーク環境が必要だから
コロナウイルスの蔓延を境にリモートワークを取り入れる企業が急増しており、リモート接続に活用されるVPNなどの需要が増えているのも要因の一つ。
営業をメインに行う企業でも、ZOOMなどでのオンライン会議が主流になりつつあります。企業としても以下の経費を削減ができるため、今後も拡大していく可能性があります。
- 社員の交通費
- オフィスの家賃
- 移動時の事故等のリスク
また、リモートワークにおいてはセキュリティ対策も重要になってくるため、ネットワークエンジニアとして必ず学習しておきましょう。
スキルがあれば案件を獲得しやすいから
日本国内に限らず世界中でITエンジニアは不足しており、2030年には40万人〜80万人程度の人材不足が発生すると考えられています。
人材不足によって需要と供給のバランスが崩れるため、案件ごとの単価が大きく上がっていく可能性が高いと見られています。
さらに、人材不足が前提にある状況で独自のスキルをアピールできれば、今後更なる収入アップや高待遇で案件を受けられる可能性が大きく上がるでしょう。
ネットワークエンジニアも例外ではなく、今後の人材不足に伴って高収入化を見込める将来性の高い職種だといえますね。
在宅でも働けてライフスタイルに合わせやすいから
ネットワークエンジニアとして現地調査や機器設置の作業をする際は客先訪問のケースも多いですが、中にはリモートで遂行できる業務もあります。
特に、上流工程に関する作業は自宅でもできる場合が多いため、在宅でできる案件を選べば自由な働き方ができるでしょう。
地方の企業から出される案件が少ないのも現状ですが、リモートであれば日本全国どこでも仕事をこなせるのは嬉しいですね。
フリーランスネットワークエンジニアが高収入案件を獲得する方法
フリーランスネットワークエンジニアが高収入案件を獲得するためには、以下の方法を試してみましょう。
自身の状況によっておすすめの案件獲得方法も異なるため、ぜひ参考にしてください。
人脈を活用して案件を獲得する
経営者やIT情報管理を担当する人が知人や友人にいるのであれば、案件がないか聞いてみるのがおすすめです。
案件を高いクオリティでこなせれば、別の企業や知人を紹介してもらえる可能性も。
さらに、知人を介した直接契約であれば中間マージンも取られないため、交渉次第では高収入を得られるのも嬉しいですね。
ただし、紹介先に提案をする営業力も求められるため、自身の実績を紹介するポートフォリオはしっかり作成しておきましょう。
SNSなどで営業活動を行う
人脈がなくても、SNSやブログにポートフォリオを掲載したりエンジニアを募集している企業に営業をかけたり、高条件の案件を獲得できる方法はあります。
＼リモート可能👌エンジニア募集／
・フルフレックス
・賞与年2回
・年間休日125日以上
・週休2日制（土日祝日休み）
・寮制度有りご興味ある方DMお待ちしてます！
— ノースリーブ広報すずき@株式会社HARE (@HAREinc_suzuki) April 4, 2024
上記のポストはネットワークエンジニア募集ではありませんが、X(旧Twitter)などを利用してエンジニアを募集している投稿も見られます。
スキルをアピールできれば直接高額案件を受注できるチャンスになるため、アピール材料資料は用意しておきたいですね。
また、確実に報酬を受け取れるよう、両者合意の証として契約書を交わすのがおすすめです。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングには、副業からフリーランス向けまで様々な案件が掲載されています。初心者でもチャレンジしやすい案件も見られます。
ただし、単純作業をこなす低単価案件の割合が多いため、高収入を狙っている人には不向きなケースも。
大手クラウドソーシング「クラウドワークス」では、43万案件のうちネットワークエンジニア向け案件は50件程度となっており、多いわけではありません。
豊富な案件の中から自分にあった仕事を探したい人は、フリーランスエージェントを活用しましょう。
【おすすめ】フリーランスエージェントを活用する
駆け出しフリーランスから上級フリーランスまで、エンジニアが最も案件を獲得しやすいおすすめなのがフリーランスエージェントの活用です。
フリーランスエージェントには以下のような特徴があり、非常に働きやすい環境が整っているといえます。
- アドバイザーが保有スキルに合わせたおすすめ案件を探してくれる
- エンジニアの代わりに報酬アップなどの交渉をしてくれる
- 案件参画後も問題がないか定期的に確認してくれる
- 将来のキャリア形成に関する相談に乗ってくれる
専属アドバイザーが案件を探してくれるだけでなく、給与アップの交渉も担当してくれます。営業スキルに自信がない人でも案件を見つけやすいですよ。
ハイレベルな案件も多いため、経験を積んで収入アップを狙いたい人にもおすすめです。
フリーランスネットワークエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント5選
フリーランスネットワークエンジニアが効率的に案件を獲得できる、おすすめのフリーランスエージェントを5個紹介していきます。
エージェントごとに特徴が異なるため、自分に合ったエージェントを探してみてください。
1位：レバテックフリーランス
| 運営会社 | ◎ |
|---|---|
| 公開案件数 | 75,868件 |
| 公開リモート案件数 | 32,558件 |
| 未経験 | ◎ |
| 高単価案件 | ◎ |
(2024年4月11日時点)
レバテックフリーランスは7万件以上の案件を保有する日本最大級のエージェントで、20年に渡り多くの案件を仲介してきました。
登録者数・認知度ともに業界認知度No.1を誇り、利用者の平均年収は876万円を達成しています。
大部分の案件はクライアントから直接発注されている案件のため、高単価案件を多く提案してもらえますよ。
また、案件終了の1ヶ月前には次の案件を紹介してくれるため、案件継続率は93％を達成しているのも特徴です。
レバテックフリーランスの評判・口コミは？案件相場やおすすめな人から未経験でも使えるかまで徹底調査！| 特徴 | 業界一の公開案件数 |
|---|---|
| 職種 | ネットワークエンジニア アプリケーションエンジニア セキュリティエンジニア データサイエンティスト フロントエンドエンジニア など |
| 対応エリア | 全国 |
レバテックフリーランスの口コミ
案件を連続で紹介していただいているので、駆け出しの頃から働き続けられています。
案件があっても休みは好きなタイミングで取れるのも助かります。
レバテックフリーランスは一度案件を紹介してサービスが終わるわけではなく、案件参画中のフォローアップや案件継続提案も行ってくれます。
フリーランスにとって案件の途切れは死活問題となるため、非常に嬉しいですね。
2位：ITプロパートナーズ
| 運営会社 | 株式会社Hajimari |
|---|---|
| 公開案件数 | 4,166件 |
| 公開リモート案件数 | 740件 |
| 未経験 | ◯ |
| 高単価案件 | ◎ |
(2024年4月11日時点)
ITプロパートナーズは週3日程度で働ける案件が充実しており、プライベートの充実や資格取得を考えている人でも利用しやすいサービスです。
担当アドバイザーはIT業界の経験がある人が多く、エンジニアならではの悩みにも親身に寄り添ってくれる点も強みです。
非公開案件も数多く扱っているため、公式サイトで見られる以上に魅力的な案件が見つかるかもしれません。
また、クライアントから直接募集している案件がほとんどのため、高単価を得たい人におすすめです。
| 特徴 | 副業案件が豊富 |
|---|---|
| 職種 | エンジニア デザイナー マーケター ディレクター プロデューサー など |
| 対応エリア | 全国 |
ITプロパートナーズの口コミ
資格勉強をしながらチャレンジできる案件を探していましたが、週2で働ける案件を複数見つけてくれました。
おかげで資格試験もうまくいきそうなので、登録してよかったと思っています。
ITプロパートナーズは「短い時間でも働ける」というブランドイメージが浸透しているため、企業側からも短時間勤務の案件が集まりやすい傾向にあります。
担当アドバイザーは働き方の相談に親身に乗ってくれるため、気軽に登録してみてください。
3位：テックストック
| 運営会社 | INTLOOP株式会社 |
|---|---|
| 公開案件数 | 8,059件 |
| 公開リモート案件数 | 1,506件 |
| 未経験 | △ |
| 高単価案件 | ◎ |
(2024年4月11日時点)
テックストックには上流工程をこなす案件が多く、実装作業から一段階キャリアアップを考えている人にはおすすめです。
案件参画後もアドバイザーとのコミュニケーションが取れるため、年単位のキャリア形成に関しても気軽に相談できますよ。
将来のビジョンも視野に入れた案件探しをしてくれるため、案件のマッチング率が高いとの評判が集まっています。
伴走型のサポートをしてくれるため、1人で仕事をするフリーランスにとってはありがたいですね。
Tech Stock(テックストック)の評判・口コミは？怪しい？メリットや登録方法も解説！| 特徴 | 高単価案件が豊富 |
|---|---|
| 職種 | システムエンジニア プログラマー インフラ・ネットワークエンジニア デザイナー ゲームクリエイター など |
| 対応エリア | 首都圏 |
テックストックの口コミ
高単価な案件が多くみられ、フリーランス仲間の中でも高収入の部類になりました。
案件自体も継続的なものなので、しばらくはお世話になると思います。
テックストックは他社に比べても報酬が高い傾向にあり、年収1,000万円以上を実現できる確率も高いのが強みです。
利用者の平均年収が900万円を超えるなど、高収入を狙いたい人には特におすすめです。
4位：ココナラテックエージェント
| 運営会社 | 株式会社ココナラ |
|---|---|
| 公開案件数 | 505件 |
| 公開リモート案件数 | 481件 |
| 未経験 | ◯ |
| 高単価案件 | ◯ |
(2024年4月11日時点)
2023年にリリースされた新しいサービスで、スキルマーケット「ココナラ」のメソッドがふんだんに詰め込まれたエージェントです。
ココナラテックエージェントとココナラの評価を連携できるため、実績を積めばココナラで案件を直接募集しやすくなる独自の強みがあります。
案件の9割はフルリモートで参画できるうえ100%の案件がエンド直のため、月単価100万円を達成できる案件も数多く掲載されています。
私生活と報酬を重視したい人にもおすすめです。
| 特徴 | 掲載されているほぼ全てがリモート案件 |
|---|---|
| 職種 | ITエンジニア デザイン データサイエンス マーケティング プロダクトマネジメント など |
| 対応エリア | 全国 |
ココナラテックエージェントの口コミ
ここならデモ案件を受け付けているので、合わせて評価を公表できるここならテックエージェントを選びました。
どちらの案件も増加傾向にあるので、自分には一番合っているエージェントでした！
ココナラテックエージェントは単体でも使いやすいですが、ココナラでも案件を獲得できる確率を大幅に上げられるため、セットで活用していきたいですね。
もしエージェントで案件がなくても、連携先のココナラで案件を受けられるため収入を安定化させられるでしょう。
5位：ミッドワークス
| 運営会社 | 株式会社Branding Engineer |
|---|---|
| 公開案件数 | 10,516件 |
| 公開リモート案件数 | 1,576件 |
| 未経験 | ◎ |
| 高単価案件 | ◎ |
(2024年4月11日時点)
10,000件以上の公開案件を抱えるミッドワークスは、約80%である数千件の非公開案件を潤沢に保有しています。
非公開案件の中に超優良案件が見られるケースもあるため、まずは無料で利用登録をしておきたいですね。
加えて、ミッドワークスは給与保証や学習代の支給など、充実した福利厚生も強みとしています。
フリーランスは万が一の病気の怪我への対策も必須のため、保証内容が充実しているのは嬉しいですね。
| 特徴 | 高単価案件と充実のサポート体制 |
|---|---|
| 職種 | クラウドエンジニア ネットワークエンジニア データベースエンジニア Webディレクター テストエンジニア など |
| 対応エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県 |
ミッドワークスの口コミ
ミッドワークスの福利厚生サービスに入会していたので、通いが発生する案件が来た際は交通費をしキュしていただきました。
他にも資格取得費用の一部負担など、頼もしいサービスが多かったです。
ミッドワークスは他のエージェントに比べて福利厚生を売りにしており、フリーランスでも会社員と同レベルの安定性を持って働けるようになります。
フリーランスとして長く活躍していきたい人にとって嬉しい制度が多いため、ぜひ活用してください。
フリーランスネットネットワークエンジニアで高単価案件を獲得するコツ
フリーランスネットワークエンジニアとして、高単価案件を獲得するために必要な行動を紹介していきます。
どの項目も非常に重要なため、必ず意識しておきたいですね。
エンドユーザー直案件を探す
フリーランス案件は大きく分けてエンドユーザー直案件と下請け案件がありますが、必ずエンド直案件を探すようにしましょう。
下請け案件では仲介会社が中間マージンを取ってしまうため、手に取れる報酬金額が大きく減ってしまいます。
例えば、100万円の案件に対して仲介会社が10%の手数料を設定していると、10万円も取られてしまいます。
フリーランスエージェントなどで案件を探す際も、多重下請けで報酬が減っていないかは必ず確認しておきましょう。
設計や要件定義などの上流工程案件を探す
エンジニア系案件の中でも、実際の構築作業を行う案件よりも設計や用件定義などの上流工程を行う案件の方が報酬が高い傾向にあります。
会社でいうと設計や要件定義は管理職やリーダーが行い、実際の設置作業は若手社員や下請け業者が行うケースが多いですよね。
同じく、上流工程を担当する技術者の報酬は高くなる傾向にあるため、キャリアアップとともに上流工程案件を受けられるようになりたいですね。
マネジメント能力を習得する
ネットワークエンジニアとして収入を大きくアップさせたい人は、マネジメント能力を獲得する必要があります。
基本的に1人での作業が多いため、以下のポイントで自分自身をマネジメントする必要があります。
- スケジュールマネジメント
- 報酬や経費に関する金銭管理マネジメント
- 体調や体力に関する自己マネジメント
特にスケジュールに関するマネジメントができていないと、顧客に損害を与えてトラブルに発展する可能性も。
Excelなどのツールを使って管理できる部分は早期にシステム化しておきたいですね。
資格を獲得してスキルを磨く
エンジニアとしてスキルを獲得するには、案件をこなす以外にも資格を獲得する方法があります。
ネットワークエンジニアとして求められる頻度が多い資格は以下の通りです。
| 資格 | 内容 |
|---|---|
| 基本情報技術者試験 | IT全般のシステム活用や設計、要件定義などのスキルを証明する資格 |
| Linux技術者認定試験 | Linuxを活用した環境構築や実装に関するスキルを証明する資格 |
| CCNP | シスコが提供する、ネットワーク環境実装のスキルを証明する資格 |
| ネットワークスペシャリスト試験 | ネットワークに関する知見や技術力を証明する資格 |
フリーランスとしての実績がないと案件獲得難易度が上がってしまいますが、資格があればある程度の実力を示せるでしょう。
特に、初回の案件となると企業側も実際の能力を把握できないため、資格や会社員時代の実績で判断するしかなくなります。
また、資格は目に見えやすいアピールポイントになるのに加えて今後の役に立つ勉強になるため、積極的にチャレンジしてください。
フリーランスネットネットワークエンジニアで働く際の注意点
フリーランスネットワークエンジニアとして働く際、必ず把握しておくべき注意点もあります。
思わぬ損失を被ってしまう可能性もあるため、十分注意しましょう。
地方在住だと案件を獲得しにくい
ネットワークエンジニアは機器設置などの作業が発生する可能性があり、クライアント企業に訪問しなければいけないケースも。
案件発注元の企業は東京や大阪に位置している場合も多いため、地方在住だと受注できる案件が限られてしまいます。
通勤費用が気になる人は、ミッドワークスなど交通費が支給されるフリーランスエージェントを使うのもいいでしょう。
最低でも2〜3年以上の実務経験が必要である
ネットワークエンジニアがフリーランス案件を獲得するには、2～3年程度の実務経験が必要になります。
フリーランスは払った単価分の業務をこなすのが仕事であり、教育や実践の領域は事前に済ませておかなければいけません。
2～3年の経験を積むのであれば、会社員として働くか、副業で案件をこなしていく必要があります。
そのため、未経験者が勉強なしで飛び込める領域ではないと理解しておきましょう。
事務処理は自身で行う必要がある
フリーランスとして働くうえで、請求業務や振込確認などの事務処理は自分で行う必要があります。
特に、請求書の発行を忘れてしまうと次の月にまとめての請求になってしまう可能性もあり、生活資金に困るケースも。
さらに、確定申告に関する業務も自身で行う必要があり、経費関連の領収書は必ず保管しておく必要があります。
月に数万円程度の報酬を支払って税理士に委託する方法もありますが、余計な出費は抑えたいですね。
フリーランスネットネットワークエンジニアは将来性のある稼げる職業！
リモートワークやシステムのクラウド化が進んでいる昨今、フリーランスネットワークエンジニアの需要は拡大傾向にあります。
特に、資格や案件実績でスキルを証明できれば、年収1,000万円を狙えるほどの高収入を得られる可能性も高いといえます。
ただし、フリーランス案件を受けるには実務経験2〜3年が必要となるため、未経験では参入しづらいでしょう。
そのため、まずは会社員や副業で経験を積み、フリーランスエージェントなどで案件を探すというキャリアがおすすめです。
フリーランスエージェントであれば、不足しているスキルや経験について教えてくれる場合も。まずは登録して、案件を見てみましょう！
